掃き溜め
何ができるのかとか、どうしてもらえるのかとか、人との関わりという、長い時間を考える上で、そういうのは大して意味がないのかもしれない。
父と向き合おうとするようになってそう思うようになった。
人を支えて生きるつもりもないのに側に生きていても仕方ない。
認められたいがためだけに側にいても仕方がない。
管理し、支配する為に側にいても何もならない。
存在することに意味は必要ない。
何もできないことも、傷つくことも、人と関わるということ自体の意味から考えると、大したことではないのかもしれない。
側で生きること、相手と向き合い悩むこと、相手の人生に責任を持って決断すること……それらの重さを忘れてはいけない。
その行動は私にしかできないのだと自覚を持たなければいけない。